フィルタの効用

すっかりNB1フィルタの魅力にハマって、これを使った撮影ばかりしています。特に大口径アクロマートのSE102が<変身>するのが楽しくて、色々試しています。
20200921_NGC7000
2020年9月21日
ケンコー・トキナーSE102(ACクローズアップレンズNO.4装着・焦点距離340mm・F3.3)
SXP赤道儀
KOWA LM75JC+M-GENでオートガイド
カメラ:ASI1600MC-Cool フィルタ:IDAS NB1(2インチ)
GAIN: 200  冷却温度:-10℃
 露出時間:300秒×14枚 (合計70分)
ステライメージ7・NeatImage8・PHTOSHOPCC・DeNoiseAIにて画像処理


クローズアップレンズNO.4との組み合わせも再確認してみたかったので北アメリカ星雲とペリカン星雲を撮影してみました。前にもカリフォルニア星雲でも確かめたのですが、この組み合わせだと焦点距離が340mm前後になるのは間違いなさそうです。

それにしても。NB1フィルタは本当によく写ります。SE102で撮影すると星が赤く被ってしまう事がある(Rバンドだけピントがわずかにずれている為)のですが、コンポジット後にRGB分解してRバントだけを調整するとそれなりに改善します(この写真はこの方法で処理しています)。色合いがやや単調になるのは仕方ありませんが、普通のアクロマート鏡筒がここまで変身するならば十分です。

実はもう一つ気になっているフィルタがあります。サイトロンのCBPフィルタです。光害カットはやや弱めでも、使い道は広そうでいずれは買おうかなーとも思っています。もっとも、SE102だけは青ハロが酷くて使えないですが……。



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9/22未明の火星

9/22未明にVC200Lで火星を撮影しました。
20200922_火星
2020年9月22日00時28分~33分
VC200L(焦点距離1800mm・F9)+ SXP赤道儀
テレビュー3倍バロー(31.7)+ BORG メタル延長筒(4604)
カメラ:ASI1600MM-Pro フィルタ:ZWO RGBフィルタ(31mm)
GAIN:250  RGB各SERファイルから上位25%を抽出
AutoStakkert_3.0.14・RegiStax6・PHTOSHOPCC・DeNoiseAIにて画像処理
640×480にクロップして撮影(周辺部をやや大きめにトリミングしています)

この日はSE102とクローズアップレンズNO.4の組み合わせの撮影だけのつもりだったのですが、薄雲が絶えず横切る悪条件で途中から撮影にならない状態でした。しかし。試しに火星に望遠鏡を向けてみるとシーイングは悪くないように見えたので急遽鏡筒を変更した次第です。

Windyの予想によるとこの日は中層(上空5500m)も高層(上空11700m)も風が非常に強く(ジェット気流が流れてる為)、シーイングは<最悪>のはずだったのですが、実際にはそれ程ではありませんでした。薄雲越しで透明度は悪かったですが、大接近前に貴重なチャンスをものにできました。

SE102でハート星雲

FSQ106もリモート天文台も持っていないですが、SE102とNB1ならばあるので今回はIC1805ハート星雲を撮影しました。
20200916_IC1805
2020年9月16日
ケンコー・トキナーSE102(ACクローズアップレンズNO.4装着・焦点距離340mm・F3.3)
SXP赤道儀
KOWA LM75JC+M-GENでオートガイド
カメラ:ASI1600MC-Cool フィルタ:IDAS NB1(2インチ)
GAIN: 200  冷却温度:-10℃
 露出時間:300秒×18枚 (合計90分)
ステライメージ7・NeatImage8・PHTOSHOPCC・DeNoiseAIにて画像処理
クローズアップレンズNO.4との組み合わせをテストするだけのつもりだったのですが、晴れ間が思ったよりも続いたのが幸いしてちゃんと撮れました。クローズアップレンズNO.4との組み合わせは四隅に収差が出てしまいますが個人的には十分に許容範囲です。コンテストに応募するわけでもないですからね。お陰で焦点距離340mm・F3.3のお手軽アストログラフが誕生しました。ただ、光路長の関係で今のところカラーしか撮れませんが(モノクロでも撮れるようにしたい……)。
そう遠くないうちにもっと露出時間を伸ばして撮影したいです。
IC1805の後にNGC1499「カリフォルニア星雲」も撮影しました。
20200916_NGC1499
2020年9月16日
ケンコー・トキナーSE102(ACクローズアップレンズNO.4装着・焦点距離340mm・F3.3)
SXP赤道儀
KOWA LM75JC+M-GENでオートガイド
カメラ:ASI1600MC-Cool フィルタ:IDAS NB1(2インチ)
GAIN: 200  冷却温度:-10℃
 露出時間:300秒×12枚 (合計60分)
ステライメージ7・NeatImage8・PHTOSHOPCC・DeNoiseAIにて画像処理
露出時間60分でここまで写るとは正直思いませんでした。こちらももう少し露出時間を伸ばせばもっと面白い写真が撮れそうです。

FC-76DCで網状星雲

再び、タカハシFC-76DCとNB1の組み合わせで撮影してみました。
20200906_NGC6960
2020年9月6日
タカハシFC-76DC(レデューサー装着・焦点距離417mm・F5.5) SXP赤道儀
KOWA LM75JC+M-GENでオートガイド
カメラ:ASI1600MC-Cool
フィルタ:IDAS NB1
GAIN: 250 冷却温度:-10℃
露出時間: 5分×20枚(合計100分)
ステライメージ7・Neat Image v8・PHTOSHOPCC

対象はおなじみ、網状星雲の右側・NGC6960とその周辺です。前にもSE102で撮影していますが、その時は収差が出てみっともなくなってしまったので再挑戦しました。F5.5とそれ程明るい鏡筒では無いですが、NB1と相性のいい天体だけによく写ったと思います。星が多くて見ずらいですが、あえてそのまま掲載しています。
星の海に浮かぶ超新星残骸のイメージはとても好きです。

それにしても。どちらかといえば眼視向きのような気がするFC-76DCでもよく写るものですね。注文した屈折望遠鏡で撮影するのが今から楽しみになってきました。

VC200Lで火星

9/5未明にVC200Lで撮影した火星です。
20200905_火星
2020年9月5日 1時16分~19分
VC200L(焦点距離1800mm・F9)+ SXP赤道儀
テレビュー3倍バロー(31.7)
カメラ:ASI1600MM-Pro フィルタ:ZWO RGBフィルタ(31mm)
GAIN:150  RGB各SERファイルから上位50%を抽出
AutoStakkert_3.0.14・RegiStax6・PHTOSHOPCC・DeNoiseAIにて画像処理
640×480にクロップして撮影

雲が出たり消えたりする不安定な状態だったので前回ほどのシーイングではありませんでしたが、表面の模様を写すことはできました。ツイッターでも触れたのですが、運河など人工の建造物のようにも見える模様です。

この後、雲間から月……危機の海付近も撮影しました。
20200905_月
2020年9月5日2時16分
VC200L(焦点距離1800mm・F9)+ SXP赤道儀
テレビュー3倍バロー(31.7)
カメラ:ASI1600MM-Pro フィルタ:ZWO RGBフィルタ(31mm)・Rバンドのみ使用
GAIN:150  
AutoStakkert_3.0.14・RegiStax6・PHTOSHOPCC・DeNoiseAIにて画像処理

VC200Lで月のクローズアップ撮影をするのも楽しいです。

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